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1 チカラ(つぎドカ!連載)

(つぎドカ!)
こちらは連載作品となっております、初見様はこちらに設定や連載目次がございますので一度目を通していただいた上で一読をお願いします→【つぎドカ!キャラクター設定。+目次】


ポップン学園には特別な科がある
その科の名前は「特殊科」と呼ばれており、特殊な力を持つものが入学する科
ある者は身体能力を、ある者は異能の力を、普通の人間とは違うが、何も違わない者が入るところ
この話は、その科に居るある4人を中心とした話である


1 チカラ


「烈ー!起きなさい、烈!」
大きな声と共に頭に衝撃が走る
「ぐっ!?」
「もう、授業終わったわよ?先生何度も注意してるのに全然起きないんだから」
「鈴花、か・・・おはよ」
「おはよじゃないわよ、もう」
赤い髪の少年、烈は目の前の少女にあくびをしながら目をこすりつつ起床のあいさつを交わす。彼は炎の使い手の少年、烈。
そして雷の使い手、黒髪に花の髪飾りを左右対称に着けている少女、鈴花はノートを片手に溜息をついていた
「呆れた、貴方教科書すらだしてないじゃない」
どうやら彼女が持っているノートは自分のものようだ、なにせ烈の机にはいままで授業だったにもかかわらずなにもない
「はい、今の授業のノート」
「ん、サンキュ」
「やればできるんだからちゃんと授業うければいいのに」
「いーんだよ、テストだけできりゃ」
「テストだって実技しかちゃんとしないくせに」
「はいはいすいませんでしたー」
烈は鈴花からノートを受け取るとそのまま中身を確認することなく机に入れる、その行動に再び鈴花は溜息を吐く
「そういえば今何時?」
「丁度お昼よ、私は氷海のところに行くけど、烈も行く?」
「いーよ、あいつ俺がいくと不機嫌になんだもん」
「それは烈がうるさくするからでしょ?」
氷海、とは、この学園の女性生徒会長の3年生。烈達のひとつ上だ
その名前の通り氷の使い手でクールビューティーかつ仕事も出来ると生徒達の憧れでもある
「いーや、ありゃ俺が邪魔してるからだろうな」
「邪魔?」
「あー・・・なんでもねーよ、お前らはお前らで仲良くやれよ」
「え?うん。まあ、そのつもりだけど・・はい、今日のお弁当!」
「お!弁当!」
烈は学校に着て今日一番活気のある顔つきになり、鈴花は呆れつつも嬉しそうに弁当を差し出した
鈴花の家は中華料理店で烈に弁当を作ってくることも少なくなかった
彼自身料理は中々の腕なのだが如何せん朝はほぼ遅刻をする烈に弁当を作る暇などなくこうして弁当を作ってきてあげていた
「今日はなんだ?」
「唐揚げよ、このまえ烈、食べたいって言ってたでしょ?」
「サンキュー!」
烈は弁当を鞄の中に入れると急ぎ足で出て行く
「あれ、どこにくの?」
「おくじょー!いい天気だしな!」
「そのまま昼寝して午後サボっちゃ駄目だからねー?2年になって早々あんまり先生怒らせちゃ駄目なんだからー!」
烈は手を振り返事をし、そのまま教室から出て行った

この特殊科は人数が少なく、全3クラスの一組20人構成だ
向かい側には通常のポップン学園の校舎も見える
お互いの校舎は行き来自由なのだが、如何せん特殊な力を持つ者達
向こうからこちらに来ることも、こちらから向こうへ行くことも特別なかった
通常の校舎より一回り小さいこの校舎の屋上を目指すために階段を登ろうとすると廊下の向こうから青色の髪の女性の姿が見える
凛とした表情に流れるような長い青い髪、そしてなにより左腕についている生徒会長の腕賞が光る
すれ違う生徒達はその姿に目を奪われ振り向くほどであった
そんな生徒達の中烈は彼女に向かって手を振る
彼女はこれから鈴花のところにいくのだろう、鈴花は1年生の頃から風紀委員長を務めており数少ない女委員長として氷海と仲が良かった
烈は鈴花の幼馴染であることや遅刻などの常習犯なせいで氷海とは幾度か面識はある
手を振られた彼女はこちらに気づいたかと思うとふい、と顔を逸らされた
嫌われているわけではないのだがなにかと彼女は烈につっかかってくる、きっと鈴花関連なのだろうが
そんな彼女の仕草も気にすることなく、挨拶はできたのだからそれでいい、と烈はそのまま屋上へ続く階段を登って行った

屋上に続くドアを開ける、この学園は屋上を開放しており、こうして昼休みに来るとこちらの校舎からも向こうの校舎からも誰かの歌う声がする
この学園は、いや、この街の人間は音楽が好きだった、音楽の溢れる世界である
 ビュウウウウウウ
「うおっ!」
今日はやたらと風が強いな。と顔をしかめる、ただ戻るのも面倒くさく、寒いわけではないので烈はいつもの給水タンクの所を陣取ろうとはしごへ向かう
(今日は静かだな、珍しい・・)
いつも昼ご飯を食べた後に誰かが歌う歌を聞きながら昼寝をするのが烈の日課であった、しかし、今日はやたらと静かである
別に歌がなければ寝れないわけではないのだが、いつもあるものがないとなんだか調子が悪くなるな、と思いつつ少し屋上を見渡してみる
「ん・・?」
居た。人が居たのだ
屋上の手すりからじっと街を見ている、ただ、その横顔からみえる目は街を見ているようには見えなかった、もっと、どこか遠くを
外見は黄緑の髪色の男、やたらうすらでかく、横顔は長い前髪で見えないがちらつくヘッドフォンは確認できた、後やたら長いマフラーが目に着いた
しかし、そんなことより一番目についたのはその少年が口に咥えている煙草であった、紫色の煙が彼の口から時折吐かれる
(あんなやつ、いたっけ・・)
見た目は不良には見えないがああゆうわけのわからないやつには関わらないほうがましだ、と早々にタンクへつづくはしごを登る
その少年は横目で烈を見たかと思うとまた街のほうへと視線を戻す
はしごを登り終えると列はさっそく弁当を開封する、二段重ねの弁当、上はおかずの唐揚げにポテトサラダ、卵焼きに肉団子。下は塩ゴマがかかったご飯に端っこに沢庵が乗せられている
見ているだけで涎が口の中に溢れる、烈はもつれそうになりながら箸を出してさっそく弁当に手をつけた
5分もするかしないかで完食し、鞄の中にいれてあったお茶を一気飲みし満足そうに息を吐いた
ふ、と気になってタンクの上から下を除く、まだ彼は居た
「・・・」
(なんか、変な奴だよなぁ)
そう思いながら烈は横になり眠り始めた
風の音と校庭から聞こえる生徒達の声を背に烈は目を閉じた
それか何分たっただろうか、一際強く吹いた風に烈は目を覚ます
「んだよ・・・ったく、これじゃあ寝れたもんじゃねえな・・」
前髪がやたらと顔にかかり気持ちが悪い、背伸びをしながらあくびをし、携帯を開く
鈴花からメールと着信が3件ほどある、時刻は2時過ぎ、午後の授業中だ。運動場からは体育の授業をしている生徒達の声が聞こえる
「今から戻ってもなぁ・・」
しかしここにいれば風が鬱陶しい、仕方ない、このままバックレてやろうか、などと思いつつ鞄を手にし、はしごを降りようとした
「あ・・・」
あの少年は、まだいた、そしてまた煙草を吸っている
丁度烈がはしごを降りようとしたとき煙草を吸い終えたのか持ち歩きようの灰皿に火種を消し仕舞いこんだ
そのときだった、少年は手すりにふわり、と足を掛けた、手すりは彼の胃辺りまであるはずなのだがその上に立ったのだ
「はっ!?」
自殺か!?烈は咄嗟にそう思った
「お、おい!早まるな!」
「っ?!」
烈は飛び降りるようにはしごを降り駆け寄る、しかしそれより早く少年の身体は烈の声に驚いたのか振り向き、その拍子によろめき  落下した
「っあ、ちょ!えっ!?」
少年の落下した場所まで駆け寄り、俺のせいじゃないよな?と思いながら恐る恐る手すりから下を見る
少年の姿はなかった
「・・・・どう、なってんだ?」
絶対死んだと思った、しかし、死体といってはなんだが、少年の姿はなかった
あの少年はなんだったのだ?まさか幽霊だとかそうゆう類か?この世界ではそうゆうことは珍しくないのだが、後味が悪い
「・・・なんだってんだ」
烈はそのまま教室へ向かった

教室へ戻るとクラスの数人が驚いた顔をする、教師も驚いていた
基本5限目の最初に烈がいないと寝ている、または帰ったと認識されてしまい、滅多に帰ってこない
教師は早く座れ、とだけ言い授業に戻る、烈は悪びいれることなく静かに席に着いた
数十分後授業は終わった、6限目だったのか生徒達は各自自由に行動を初め帰る用意を始める
「烈!」
鈴花は不安そうな顔でこちらに駆け寄ってきた
「どうしたの?戻ってくるなんて思わなかったんだけど・・。ううん、それより授業を寝ないでいるなんて・・ずーっと、教室の外見てたよね」
「失礼なこと言ってないか、それ」
「だってそれが烈にとって普通じゃない! ・・なにかあった?」
「・・・まあな」
「この後生徒会室で氷海とお茶するんだけど、一緒にどう?そこで話聞こうか?」
「だからあいつは・・・。いや・・・」
あの少年は服装からしてここの生徒だろう。この学校のことをなにより知っている氷海なら彼のことを知っているかもしれない
「しょうがねぇなぁ、行ってやるよ」
「やった!じゃ行こう!」
鈴花は嬉しそうに言いながら帰る準備を始める
烈も鞄を持ち席を立つ、ふと授業中見ていた屋上をまた見る
「・・・いねぇよな」
(なーんだこれ、もやもやすんな・・)
そのもやもやとした気持ちを振り払うように烈は頭を振り自分の名前を呼びながら教室のドアのところで待つ鈴花のところへ向かうことにした





+*+*+あとがき+*+*+
はじまりましたつぎドカ!シリーズ
烈君、当初よりおばか度があんまりありませんね、どうしてこうなったのでしょうか
全員が交流するようになるまでは連載のようにしていきます、是非お付き合いくださいませ
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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作者の内側

夏神龍

Author:夏神龍
誕生日:3月11日
職業:フリーター
性格:自己満足典型的B型変態スケベ
趣味:ゲーム、PC、現実逃避、セクハラ、ツイッターとゲーセンを行き来している
声優:森田さん、下野さん、蒼井君、etc...
絵師(敬称略):MAYA、GOLI、pako、いのまたむつみ、カズアキ、野村哲也、天野喜孝
漫画:WJ、ガンガン、その他無造作、少女漫画は少ない
ゲーム:RPG(テイルズ、FF)、戦国系、乙ゲー(スタスカや幕末恋華、ブラコンなど)、音ゲー
アニメ:深夜系中心
番組:LADY、ヘキサゴン、平成教育委員会、CDTV、ベストハウス、黄金伝説、伸介プロデュース、怒り新党
歌手(敬称略):宇田多ヒカル、B'z、天野月子、 T.M.Revolution 、ALI PROJECT、あさき、Des-RoW、秋桜、ユンナ、ボカロ、羞恥心、 etc...
西川とあさきへの愛情は異常

その他時々増えます














・・・・・もそもそ・・・・。


此処での中心ジャンルは音ゲなのでキャラの趣向をkwsk
ポップン:カケル、ケイゴ、スティーブ、蔵ノ助、マサムネ、ダイ、タロー、ソラ、ヒューがクリーンヒット。
弐寺:暗殺組、DJだとエレキ、達磨、鉄火、デュエルあたりやばい、後は3人娘も愛。
ギタドラ:Venus(特に黄ちゃん)
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